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六魂祭・仙台より


ひと月遅れの8月7日に開催される仙台七夕まつりの発祥は 江戸時代初期の 仙台藩祖の伊達政宗が
奨励、年中行事になったと言われています。
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江戸時代後半には、天明の大飢餓発生による荒廃した世俗の世直しを目的として、藩内で盛大に行われたとのこと。

仙台 すずめ踊り ↓

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明治に入り 新暦が採用されてから 年々七夕の風習は荒れはじめましたが、
第一次世界大戦後の不況の際に、この状況を憂いた商店街の有志により大規模に七夕飾りが飾られ、
大勢の見物客により商店街は賑わいを見せた。
そして、翌1928年(昭和3年)から、お祭りの日程を旧暦7月7日から新暦8月6/7/8日に開催日としてその後は、昼間の商店街のイベントへと転換していき、
第二次世界大戦後、仙台空襲で焼け野原となった街に52本の竹飾りで仙台七夕は再々復活しました。
飾りつけは年々豪華・大規模になり、
以降 「東北三大祭り」の一つにも数えられ、日本各地から旅行客が集まる祭りへと変化しました。

今回、七夕飾りは 強風のためこちらのみでした。
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6.25 東北六魂祭より


by umemomiji | 2016-07-02 11:00 | 祭り・イベント
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